デート

前回会った後すぐに喧嘩しちゃって、仲直りしてからも気持ちがすれ違って…デート前日にも不安をぶつけたのですが、解決しないまま朝を迎えました。
せっかく会えたのにツンツンしてしまう私。
何も計画していなかったし、日曜日はどこへ行っても混雑していて、しかたなしにショッピングモールへ行きました。
手も繋がず、お互いほぼ無言…モヤモヤしつつも、せっかくだからお買い物を楽しむことにしました。
二人であれこれ見て回っているうちにだんだん会話が増えてきて、ごはんを食べる頃にはすっかり普段通りになってました。
ご主人さまが、最近観た映画のことを話し始めました。私も観たいと思っていた作品なので「ネタバレすると良くないよね」と言いながら…お箸も止まったまま、夢中で話し続けるご主人さま。
「みなみが横にいたら、めちゃくちゃ喜ぶだろうなと思ったんだ」
ああ、ご主人さま、映画見ながら私のこと思い出してくれたんだ。嬉しくなりました。
店を出てすぐ、どちらからともなく手を繋ぎました。
「おやつ買おうね」
好きなお菓子と飲み物を買ってもらってご機嫌の私。単純💦

ホテルに行くと、露天風呂付きの部屋が空いていました。二人でしばらく悩んで、たまにはいいよね、とその部屋に決めました。
部屋は最上階にあって、大きな窓から湖が見えました。窓の外には露天風呂と広いテラス。
ラブホテルって窓がないことが多いですよね。自然光が入ってくるだけで、気持ちも明るくなります。
雲間から射し込む日光が湖を照らしています。
ご主人さまが後ろから私の頭を抱えるように引き寄せて、肩のあたりに顔をうずめてきました。
「不安にさせて、ごめんね…」
声が苦しそうでした。落ち込んでいたのだろうと思います。不安になるのはご主人さまのせいだけではないし、素直になれない私にも大いに問題有りなのです。
ご主人さまが元気になれるように、残りの時間でしっかり心を通わせようと思いました。

肌寒かったけど、露天風呂は楽しかったです。景色もいいし、ちょっとした旅行気分が味わえました。

コメント

非公開コメント

プロフィール

みなみ☆

Author:みなみ☆
30代の変態ぽちゃM女です。
初心者ご主人さまとのプレイや、日々感じたこと、SMオナニーの記録など…思いつくままに書いています。

カウンター

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR