サプライズ

今回は、エッチな話はありません…💦


ご主人さま、珍しく地方への出張がありました。
たまたまその街に気になるお店があったので、「もし近くを通りがかったら、おみやげに買ってきて欲しいな」とおねだりしてみました。おねだり苦手な私なので、けっこう勇気を出して言いました。
「あんまり時間がないしなぁ。まあ、見かけたらね」と、ちょっとめんどくさそうにも見えたご主人さま…が、出張直前になって「2時間までなら並ぶ。何が欲しいの?」と尋ねてきてくださいました。「いえ、並んでまでは…」と遠慮すると「みなみのためなら並ぶ気満々!」とのこと。
「本当に、ついでがあればでいいんです。おねだりをしてみたかっただけ…」と答えました。ご主人さまにあまり構ってもらえていなかったので、ちょっとスネて素直になれなかったのもあります。

そして出張先から来たメール。
「100人待ち!」と、行列の写真が添えてありました。
「せっかくの自由時間、他に行きたいところもあると思うので私のことは気にしないでくださいね」と返すと…今度は、某観光スポットの写真を添えて「お言葉に甘えて観光しに来ました!」という返事。
…ご主人さまには楽しく過ごしてもらって、無事に帰ってきてくれればそれでいいのです。だけど、並ぶ気満々って言ってたのにソッコーで離脱している…
迷惑だったんだろうな。やっぱりおねだりなんかしなければよかった、としょんぼりしました。


今日、ご主人さまに会いました。
お天気が良かったので、手を繋いでお花畑を歩いたりテラスでお茶をしたり、しばらくスネてたことなんかすっかり忘れて楽しく過ごしました。
そしてホテルに着くと、ご主人さまは「では、ブツを渡そう…」と、おもむろにカバンをごそごそ…
差し出されたのは、なんと私がおねだりしたお店の紙袋ではありませんか!
「えっ?えっ?すごい並んでたんじゃないんですか?」
「すごい並んだよ、100人待ちだったよ」
「???」
「だから、2時間くらいなら並ぶって言ったでしょう。みなみのためなら」
もう、感激で目がウルウルしてくるし、ご主人さまを信用してなかった自分が恥ずかしくなるし、申し訳ないし、抱きついてしまいました。
袋を開けてみると、一番欲しかったものと二番目に欲しかったものが両方入っていました。私、何が欲しいか言わなかったのに…
ご主人さまは、知らない街で道に迷いながらなんとかお店にたどり着き、行列に並んだせいで昼食を取りそびれ、コンビニで買ったパンをかじりながら移動して、帰る直前に少しだけ観光したのだと言っていました。
「並ぶのは覚悟してたからいいんだけど、若い女子ばっかりの中におじさんひとりで恥ずかしかったな(笑)」
何度も何度もお礼を言って、心の中で謝りました…
大好きなご主人さま、これからもずっとそばにいさせてくださいね。



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プロフィール

みなみ☆

Author:みなみ☆
30代の変態ぽちゃM女です。
初心者ご主人さまとのプレイや、日々感じたこと、SMオナニーの記録など…思いつくままに書いています。

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