調教22回目 その1

お気に入りのラブホに着きました。
「けっこう空いてる。どこにする?」
「どこでもいいです」
「じゃあ…」
ご主人さま、迷いなくSMルームを選択。
部屋にはX字磔台と乗馬マシンが置いてあって、あちこちに大きな鏡があります。カーテンを開けると外の高速道路が見えます。
「なるほどな。ここで外に見せびらかして羞恥プレイするわけだ」
ご主人さまがふざけて私を羽交い締めにし、立ちバックのマネをします。
「見られて興奮してんのかよ!おらぁ!」
ご主人さまテンション高い(笑)
お風呂は普通に入って、世間話しながら身体を拭いて…まだ頭が切り替わってないうちからロープをかけられると、妙に恥ずかしくて戸惑ってしまいます。
縛られて首輪と口枷を着けられても、まだもじもじ。
「お散歩しようね」
四つん這いになった途端にムチで打たれました。
いっ…痛い…
完全にマゾモードに入ってしまうと痛みも快感に変わってくるのですが、まだこの時点では恥ずかしさのほうが上なので痛くて辛い…

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ヒンヒン鳴きながら引っ張り回され、何度も打たれます。
「これが好きなんだろ?なあ?」
「うぅー!うぅーー!」
「おまんこビチャビチャだよ?」
頭にはまだ拒絶が残っていても身体は反応してしまうのです。なんの因果でこんな身体になってしまったんだろう…情けなくて、床に這いつくばったまま呻くことしかできませんでした。

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ご主人さまは首輪のリードを外すと、私の両手を取って立たせてくれました。このあたりの扱いに優しさと愛情を感じます。磔台に四肢を拘束され終わる頃には、すっかりマゾモード。
ムチを手に取ったご主人さまを見上げると、口枷から滴る涎を拭われて濡れた指先を目の前に突きつけられました。
「こんなに汚して…」
口枷をしたままキスされて、ドキドキします。
乳首には鈴付きクリップを着けられました。どの程度の痛みが来るかわからないので、ご主人さまが手を離す瞬間が怖かったです。
ご主人さまは磔になった私の太ももをムチでぴしゃぴしゃ叩きます。お尻は慣れてるけど身体の前側はほとんど打たれたことがないので、足が震えました。
怯えた犬のように呻く私を眺めながら、ご主人さまはちょっと笑っているように見えました。
ピシッ。
脇腹に一発だけ、弱めのムチが飛びました。
「ふううぅ〜〜!!」
ブルブル震えながらご主人さまを見上げます。
やっぱり笑ってる。でもいつもの穏やかな微笑みじゃなく、悪戯を楽しむ子供のような表情でした。

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ご主人さまは自分のスマホでは私の写真を撮りません。うっかりクラウドに保存しちゃうと、家族共有の端末で見られてしまうからだと言っていました。なので、撮影はいつも私のスマホですが…いちいちロック解除するのが面倒なので、プレイの前にご主人さまの指紋を登録させてもらいました。
「これって俺が自由にスマホいじれちゃうってことじゃないの」
「そうだよ」
「悪用し放題だね!」
もちろんそんなことしないとわかってるから登録したんですけど(笑)、おかげでご主人さまは好きなときに私の写真を撮ることができるようになりました。
ソファに腰かけたご主人さまに観賞されながら何十枚も写真を撮られます。
吊られた腕がだんだん痛くなってきました。ちゃんと腕を上げていないと手首に食い込むし、想像以上に辛いです。

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ご主人さまの後ろには大きな鏡があり、磔になって苦しむ自分の姿が嫌でも視界に入ります。

「さて…そろそろアレ使ってみようかな」

続きます。

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プロフィール

みなみ☆

Author:みなみ☆
30代の変態ぽちゃM女です。
初心者ご主人さまとのプレイや、日々感じたこと、SMオナニーの記録など…思いつくままに書いています。

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