電話

ご主人さま、早く仕事が終わったので電話をかけてきてくれました。
(つまりコロナウイルスの影響で仕事がないってことなので、本当は良くないことなのですが…)
久しぶりに声が聞けて、とってもとっても嬉しかったです。
いつも通りの、明るくて甘くて優しい声でした。

昨日は、私がご主人さまに恋をして(というか、恋してることに気づいて)ちょうど6年の記念日でした。
そのことをメールに書いたら、電話したくなったそうで。
「出会ってくれてありがとう、恋してくれてありがとう。直接言いたかったんだ、文字じゃなくて」
「大好きだよ」
せっかくそう言ってくれてるのに、私ときたら涙目で「うん、うん」と返すのが精一杯でした。
電話の切り際にようやく、
「ありがとう、大好き」
と声を絞り出したら、「うん。へへ…」と、ご主人さまは照れ笑いしてるようでした。顔が思い浮かびます。
「元気でね。また会おうな」
少しの時間だったけど、夢を見ているみたいでした。
やっぱり、私はご主人さまのことが大好きです。

ちょうど6年前、
ご主人さまのお仕事を手伝った日のこと。
車で来ていた私は、大荷物だったご主人さまを見かねて、家まで送ることを申し出ました。
それまでにも何度か会ってお茶したりしてたけど、私にとってはあくまでも「おもしろくて面倒見のいい、親戚のおじさん」的な存在でした。
家まで送り届けて荷物を降ろして、「じゃあ…」と言いかけたとき。ご主人さまが握手を求めてきたのです。ぎゅっと力強く両手で握られて、
「ありがとうございました」
真面目な声で、囁くように言われました。見上げると少し切なげな表情がありました。なんとなく、名残惜しそうな…
それまでは、「じゃあね〜」ってヘラヘラ笑いながらハイタッチを求めてくるような、軽いノリの人だったのです。
そこから、ドキドキが止まらなくなりました。
運転中も、帰ってからも、握られた手の感触がずーっと離れなくて。

あれ…これって、恋なのでは…?いやいや、そんなバカな…

でも、彼のことを思い出しただけでドキドキしてしまいます。もっとあの人と仲良くなりたい。もっといろんなことを知りたい…ぼーっと考えているうちに、やっぱりこれは恋なのだと確信しました。

お付き合いを始めるのはその数カ月後ですが、その話はまた、ネタがなくなったら書きます…(笑)
でも、そのときは「この人とセックスしたい」なんてまったく思ってなかったし、まさか何年も経ってからSMプレイする相手になるなんて思いもしませんでした(^^)

コメント

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Re: No title

穏やかな海 さま

ありがとうございます(*^^*)
電話もめったにできないので、うれしかったです。
知り合った日や、初めて会った日のことも、それぞれちゃんと日付を覚えてて毎年思い出しています(笑)
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プロフィール

みなみ☆

Author:みなみ☆
30代の変態ぽちゃM女です。
初心者ご主人さまとのプレイや、日々感じたこと、SMオナニーの記録など…思いつくままに書いています。

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