調教7回目 その1

仲直りはしたものの、まだちょっと気まずい感じ…ホテルにいられる時間も普段より短い。
一応、お道具は持って部屋に入りました。
急いでお風呂に湯を張って、ご主人さまの体を洗います。年末の疲れがまだ抜けていないようなので、湯船に浸かりながらご主人さまの脚をマッサージしました。ツボ押しに悲鳴をあげるご主人さま…と、ヘラヘラ笑う私。少しずついつもの空気が戻ってきました。
おっちょこちょいご主人さまに油断して顔面にシャワーのお湯をかけられてしまったので(後ろに私がいることに気づかなかったそうです 笑)、洗面所で化粧を直して部屋に戻ると…ご主人さま、勝手に私のバッグからお道具入れを出して縄の準備してる!
あんな大喧嘩の最中でもSM道具を持って会いに来た私…何か言われるかと思ったけど、ご主人さまはまったく気にする素振りを見せません。
「一通り持ってきてるなぁ。とりあえず縄だなぁ」
年末に会ったときは「イチャイチャしたい」というご主人さまのリクエストもあったので、縄も鞭も使いませんでした。おかげで?、いじめられないと感じない体になってしまってることも確認できたんですけど…
なので、一ヶ月ぶりのSMです。
菱縄縛りの後、首輪をつけられました。
「鞭はなぁ…うまく使えるかなぁ」
ご主人さまはまだ鞭に抵抗があるみたいです。
この前初めてしてもらった、抱きしめて優しく囁きながらの平手打ちもとても嬉しかったので、無理に道具を使わなくても…と思いましたが、黙ってました。
するとリードを引っぱられて、鞭の柄の部分でいきなり顎クイされてキス。腰が抜けるかと思いました。キスされてる間、体のあちこちに鞭が軽く触れます。期待に体をくねらせていると、四つん這いにさせられてお尻と背中を鞭打ち…キャンキャン鳴いてしまいました。
「ずっとこうされたかったのか、お前は」
「されたかったです…」
「ふーん。ほら、お散歩するよ。歩け」
リードを引っぱられて部屋の中を四つん這いで歩きます。時々鞭が飛んできます。ものすごく惨めで恥ずかしいのに、おまんこの入り口もお尻の穴もビクビクしてきます。
「咥えろ」
ベッドに腰かけたご主人さまの前に跪いて、おちんちんを頬張ります。気持ちよさそうな声が聞こえてきて、またおまんこがビクビク…物欲しそうに収縮を繰り返して、焼けつきそうに熱いです…
使ってるバラ鞭はやっぱり基本的に痛くないです。とても気持ちいいです。脇腹など弱いところを打たれるとピリッと痛みが走って硬直してしまいますが、背中やお尻はいつまででも打たれたいくらいです…でもそれではご褒美にしかなっていませんね(笑)



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あけましておめでとうございます☆

年末はとても忙しくて、ブログを書けませんでした💦
気がついたらもう4日…(^_^;)
いつも読んでくださる皆さま、
今年もよろしくお願いいたします!

一応…年末にご主人様と会うことはできたのです。
数日遅れのクリスマスプレゼント交換もしました。
でも…またしてもなんだか歯車が噛み合わないような、ボタンをかけ違えているような違和感があり…それがきっかけで、年またぎの大喧嘩をしてしまいました。
新年初デートの約束前日も、刺々しい言葉のぶつけ合いが深夜まで続き…これはもういよいよダメだな…って半ば諦めながらも、やはり顔を見て直接話すべきだと思い、予定通り会うことにしました。
そのまま別れちゃうことになるかもしれないので、今までご主人さまから借りっぱなしだった本などもまとめてバッグに入れ…なのになぜかプレイのお道具も一緒に持って行ってしまった私。もうその時点で答えは出てますよね。
別れたくないんです…

待ち合わせ場所に現れたご主人さまは無表情のまま。他人行儀な挨拶を交わして、お互いにしばし無言…
「初詣しようか」
そう、本当なら楽しい初詣デートのはずでした。
有名な神社は混雑がひどかったので、少し街外れまで移動して…いつも利用するホテル街の近くにある神社に行ってみました。何度も前を通りかかっているけど、お参りするのは二人とも初めてです。
(お導きくださってありがとうございます。来年も一緒にお参りできますように)と手を合わせました。
「おみくじ引くかい?」
「うん」
二人並んでおみくじの筒をよーく振って、先にご主人さまが引きました。
「17番か…」
番号を確認するご主人さまを見ながらまだ筒をシャカシャカ振っていた私、何かピンときました。筒を振るのをやめて、引きました。
…やっぱり。
「出た!17番!」
ご主人さまが目を丸くして覗き込んできました。
「ええっ、違う筒で引いたのに!?このおみくじ17番しか入ってないんじゃないか!?」
まさか(笑)
そして受け取ったおみくじ。
当然二人とも同じ、「大吉」でした…

まだ少し迷っていた心は決まりました。

ゆっくりごはん食べて、車に戻って、話し合いを始めました。
前夜と違い、刺々しい言葉はまったく出ませんでした。時間をかけて真剣に話しました。
今回、ご主人さまは初めて自分から別れを告げようかと思ったそうです。お互いに色々誤解してたとはいえ、そのくらい限界だったんです。
「ご主人さまの年齢を考えると、いつまでこうして会えるかわからない。私だって明日生きてる保証はない。仲良くしててもいつ引き裂かれるかわからないのに、最後のやり取りが喧嘩だったらとか、最後に見た顔が泣き顔だったらとか、考えるだけで気が狂いそうになります。やれることはやっておきたい、後悔したくないんです」
それまでイマイチ心の整理がつかなかったご主人さま、しばらく考えて
「いつか嫌でも別れがやってくるのなら、自分から別れを選ぶ理由はないな。少なくとも、今じゃないな」
と答えました。
お互いに歩み寄ろう、と約束して、長い喧嘩はようやく収まりました。
そうは言っても、なかなかすぐにイチャイチャモードには切り替えられないですよね…(笑)
中途半端な時間になってしまったので、「早いけど今日は帰る?」と尋ねると、「気持ち的にはどうなの?」と尋ね返されました。
「あと2時間くらいなら一緒にいられるから、行くかい?」
「うん…」

…というわけで、さっきお参りした神社を感謝の気持ちで眺めつつ…ホテルに向かったのでした💦



プロフィール

みなみ☆

Author:みなみ☆
30代の変態ぽちゃM女です。
初心者ご主人さまとのプレイや、日々感じたこと、SMオナニーの記録など…思いつくままに書いています。

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